今まで幼児教育に携わり、2児の母でもある私が、
子ども達を取り囲む環境として感じているのは、
社会全体が受け身的になってきているということです。
子どもが誤った行動をした時に、
『どうしてそうしたの?』と聞くと
『○○しなさいと言われたからそうした』と答え、
目的達成さえしていればいい、
その行動の過程で迷惑をかけてしまったことを、想像すらしていません。
大人も子どものルールに従うなど、受動的姿勢も多く見られるようになりました。
精神的物質的にも満ち足りている現代であるがゆえに、
創造・想像的思考が奪われ、
「ない」ことが「ない」のが、今の社会なのではないでしょうか。
今、まさにこども達に必要な環境は・・・
必要な活動 使う能力 身に付く力
「足りない」 →「考える、工夫する」 →思考力・柔軟性
「見えない」 →「見る力、想像する」 →創造・想像力
「助けがない」 →「協力する、自立する」 →協調性・自主性
アートを通して、あえて「ない」環境を作り上げ、
子ども達が考え、工夫し、生み出す喜びを感じ、
自信を持ち、
能動的に活動できる場所、
そこがコロコロクラブでありたいと考えています。
コロコロクラブは生まれたばかりです。
私も講師として母としてもまだまだ学びが必要な小さな芽です。
未来を担う子ども達の今を、大切に育て、共に成長して参りたいと思います。
コロコロクラブキッズアートスクール
代表 おがた のぞみ